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中野あゆみのブログです。
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2009/03/27 (Fri) 19:00
関西三泊四日の旅 三日目のメインイベント、琥珀探しに山崎蒸溜所へ

前回の続き。

大山崎山荘美術館の送迎バスで再びJR山崎駅に戻った我々は、トボトボと山崎の駅前の町並みを通ってサントリーの工場へ。

私は団塊ジュニア世代にあたり、団塊世代が新規開拓したような町や、学生街、サラリーマンの住宅街など、わりと新陳代謝の活発なエリアでしか暮らしたことがないので、山崎のような歴史のある民家が連なる通りはとっても新鮮。
ひいばあちゃんか、それよりもっともっと上の世代からこの土地に代々住んでいます、というイメージの立派なお宅が立ち並んでいる。
後から知ったことだけど、JR山崎駅からサントリーの工場に至る道は西国街道といって、江戸時代から京都~下関を結ぶ古い道だそう。また、この山崎の地もかの天王山の戦いが繰り広げられた舞台とのこと。明智光秀と豊臣秀吉が、命運かけた勝負を行った。そこにはさまざまな謀略・情報戦があったことだろう。
湿気が多く、山深く、簡単に気配を消せるような、あるいは霧の中から隠密が出てきそうな。
空気はちょっと苔くさいというか、かび臭いというか、独特の古い香り。
先ほどから思い出したように降る日和雨がひざしを不確かなものにして、いっそう視界がセピア色に。あるいは、低気圧で貧血気味なだけか。

新快速がガンガン飛ばす踏切をギリギリの時間で通過した先に、あらわれたサントリーのウイスキー工場、山崎蒸溜所。
巨大な蒸留用の機械が役目を終えた後この工場のシンボルとして客を出迎えてくれる。

受付を済ませ(無料プレゼントはこのタイミングで用紙を渡してもらいましょう)、案内されたその先にはアイルランド風の建物。(アイルランド行ったことないけど)
山崎工場

中は博物館のようになっていて、じっくり眺めたい感じだったけど、予約しているツアーがまもなく始まる時間だったので、「ジカン ジカン」と慌ただしく中へと急ぐ。

平日だったため、参加者は3組5人。これが土日だと、50人以上になることもあるんだそう。
ウイスキーが原料からカタチを変え、工程を積んで作られていく順番に、見学していく。
工場でモノが作られる様子って、テレビでみていてもわくわくするほど面白いけど、実際に行ってみると楽しいのはそのニオイ。
工程が進むにつれニオイも変化する。最初はパンのような麦の香り、次に熟れたリンゴの香り、そしてウイスキーの香りができてきて、最後には樽の香りが加わって重厚な味わいに。
ピート(泥炭)という、ウイスキーの香りを構成する原料のニオイも確認することができて、これで「ピート香が、、、って言われてもハテナ?」と思っていたのが、アタマの中のにおいの引き出しに格納されてラベルがつけられた。どんな香りか?私は海の香りを強く感じました。しょっぱい海のにおい、燻製のにおい、潮風にさらされた針葉樹のにおい。
発酵

ワインやビール=醸造酒、ウイスキーやウォッカ=蒸留酒といわれているけども、それは、麦だとかぶどうなんかのエキスに酵母(イーストなど)を加えて発酵させて、アルコールになったものを飲むのが醸造酒、それをさらに蒸留して、不純物を少なくしたものを蒸留酒って言うんだそう。今回初めて知った。蒸留酒の方が、悪酔いしにくいんだとか。でもそれはどうかなあ。ウォッカで二日くらい再起不能状態だったことあるし。

蒸留
こちらの工場のシンボルにもなっている、蒸留釜。蒸留釜にはいくつか種類があって、管の長いの短いの、太いの細いのだのと違いによって、それぞれ特長の異なる味わいをひきだしているんだそう。

のち、樽のなかでしばしのオネンネタイム。
熟成

それはそれは見事な貯蔵庫で、インディジョーンズで聖櫃がしまわれた倉庫だとか、X-ファイルでナゾの証拠がしまわれたりする倉庫みたいな、シンとした場所。
コツコツと自分の靴音がうるさく、ウイスキーを起こしてしまわないかしら?と心配なくらい。

蒸留された原酒は、樽の中で呼吸しながら少しずつその体積を減らし、濃縮されていくんだそう。樽がオーク樽なのか、白檀なのか、シェリー酒をつけたあとの樽なのか、梅酒をつけた後の樽なのかで味わいに違いが生まれる。貴腐ワインの後とか、はちみつの樽とか、塩漬けライムの樽、はたまた赤味噌樽なんかだとどうなるのかしら?そんなの作ってくれないかな???

ところでもうひとつ、この工場見学で知った知識なんだけど、「山崎12年」とは、数種のモルト原酒からブレンドされたシングルモルトウイスキー。今まで見てきたように、蒸留方法の違いだとか、樽の違いだとかでワインなんかだとビンテージ、当たり年なんてできのいい年のワインは賞賛されるけど、ウイスキーにはそんなのないの?と質問すると、そもそも「12年」の意味とは、「少なくとも12年以上たったモルト原酒を使用して作られていますヨ」って意味なんだそう。毎年毎年、ブレンダーさんが、「山崎12年」の味と香りをイメージして製品にしていて、去年も今年も、「山崎12年」は「山崎12年」なんだそう。へぇー。

このブレンダーさん、山崎蒸溜所では12人在籍していて、うち2人は女性だそう。鼻と舌のとぎすまされた人々なんだろうなあ。どちらかというと、料理人より芸術家と思う。なんだか指揮者に似ている。指揮者はその素晴らしい耳と音楽体験でもって、さまざまな楽器の個性をまとめあげて音楽世界を作るけど、ブレンダーは鼻と舌で原酒のハーモニーをまとめあげ、至高の琥珀色の液体を作る。そんな芸術品をいただくから、ウイスキーって脳が休まる飲み物なのかなあ。

さて、ひととおりまわったらあっというまに1時間。お楽しみのテイスティングタイムなのだ。
工場のウイスキー
おすすめは、山崎の仕込み水で割った水割り、とのことだけど、私はウイスキーをロックでいただくほうが好きなので、山崎12年と白州10年をロックでいただき、チェイサーに仕込み水としてもらった。
ちょうどバレンタインの季節だったので、山崎12年を練りこんだというチョコもいただく。しあわせ~♪でもあんまり進まなかった。旅行の疲れが出てきたのか、なんだかちょっと飲んだだけでもう酔っ払い。

フラフラしながらも案内されたお土産コーナーへ。
ブレンド前の原酒が販売されているのは、ここだけなんだとか。しかも、そんなに高くない。
これは買っとくべきデショー。
と、原酒、そして樽で作ったチップでいぶした燻製二品、シンガポール航空で出されるマッカラン、バレンタインということで山崎を練りこんだチョコのセットをお土産に。
おみやげ

写真右は、アンケートを出したらもらえた、記念品のグラス。うれしい☆

閉館まであと30分、だけども100種のウイスキーも試さなくちゃ!とテイスティングカウンターへ移動。
そこまでも、ここ山崎でそろえる各種原酒がずらーっと、ずらーっと。さまざまな琥珀色が美しく鎮座ましましている。
原酒
ブレンダーさんは、毎日100種もテイスティングしているのだとか。100種の味と香りなんて、人間はかぎ分けられるんだろうか。すごい。

テイスティングカウンターでは、1グラス100円ちょっとでテイスティングできるとあって、見ると、かなり酔っ払っているひとも。
うーん、どんなのをリクエストしようかなー。
「普段は山崎・響を飲んでますが、ちょっと変わったのを飲んでみたいです。レモンぽい爽やかなのとか、スモーキーなのとか」と、普段のワインの好みと似たような要望を伝えてみると、いくつかオススメされて、選んだのはこちら。
テイスティング
左から、スモーキー系が、ボウモワとラフロイグ、爽やか系が、グレンフィディック。
おのおのの詳しい説明は、よろしければ楽天リンクを見てくださいネ。
  

テイスティング
このように、ラベルとちびっとのウイスキー、お水が用意されていて、お水おかわり自由。
酔っ払っても迷わないしくみがありがたい。

一番気に入ったのはラフロイグ!すっごく海の味がして、これは生牡蠣といっしょにいきたいねえ、じゅるじゅる、、、なんて話をしたら、ラフロイグの産地、イギリスのアイラというところでは、生牡蠣にかけて食べるんだとか。そういや村上春樹の小説でそんなシーンがあったような。。。
ウイスキーといったらどっちかといえば甘めでツーンとしてない?ってイメージの方は、ウイスキーに生牡蠣なんて、ウエーって思うかもしれないけど、いや、このラフロイグだったら絶対美味しい食べ方になると思います!!!牡蠣が、燻製の味に近くなると思います!!!

そんなんで大満足、予想以上に楽しめたサントリーの工場見学。
今ちょうど、工場見学キャンペーンを行っているとのことで、クイズに答えたらプレゼントもらえるチャンスなんですって。よければ下記リンクからどうぞ!

実施期間:2009年3月10日(火)~2009年5月31日(日)


私ももっかい行きたいナ・・・。
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